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日記の宿題

授業のこと 日記の宿題

1ヶ月に1回を目安に、日記の宿題を出しています。書くことが好きな子には、それ以上の頻度で出す場合もあります。

年中さんでも3行から書き始め、年長さんになる頃には10行ほどの日記を書けるようになってきます。小学生の日記には漢字が入るようになり「楽しかった」だけではない心の機微を表現できる子も出てきます。中には日記の代わりに自作の物語を書いてきてくれる子もいます。生徒さんたちの日記を読むことは楽しみの一つです。

小さいお子さんたちの日記は「楽しかった」という感想が書かれていることが多いのですが、その次に多いのが「怖かった」「気持ち悪かった」などのネガティブな内容です。何を書こうかと思いを巡らせていると思い出すことは強烈な印象の思い出だと思うので、ネガティブな内容にもなるだろうとは思うのですが、一日の日記の中で両極端な気持ちが書かれていると笑ってしまいます。

近年は、思ったことや感じたことを書くことが苦手という子が多いそうです。生徒さんたちの日記は講師に見せる前提なので、小さいとはいえ、他者を意識しつつ書いています。ですが、感じたことを実に素直に豊かな表現で書いた日記に出会うこともあります。そんなときは心が動きます。

お家にあるお子さんが作った沢山の制作物ももちろん大事な思い出の1つですが、幼い文字やその時期の精一杯の語彙で表現された日記もまた、かけがえのない思い出になると思います。

 



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