感性を育てる
教育感受性の先にある感性
感性が豊かな人物は魅力的です。情緒的な感覚と柔軟な思考でものごとを創り出す力に長けているからでしょう。
感受性は、その漢字の通り感覚を受け取る力であり感性はその先にあるものです。
やはり、我が子にも感性が乏しいより感性豊かに育ってほしいと願う保護者の方は多いと思います。
感性を育てる
感性の育成には、芸術や音楽など右脳に刺激を与えるものがいくつか思い浮かぶと思います。幼児期は右脳が優位に働くため、特にこの分野の習い事は幼児期から始めるとよいと言われることがあります。
仕事柄たくさんのお子さんを見ていると、感性が豊かだと感じるお子さんが必ずしも前述の習い事をしているわけではありません。やはり、感性の前にある感受性が豊かなお子さんが感性も豊かであることがほとんどです。
感受性が豊かなお子さんは、優しい性格であることが多いです。他人の話をよく聞き、気持ちを感じ取ることができるからです。
習い事でないならば、何を意識して育てればいいのかというと、やはり、親子で会話をすることではないでしょうか。親から受け入れられている、愛されているという自己肯定感に勝る感性の育成方法はないと思います。
親子で散歩をしながら景色や草花を見て話したり、風や陽射しに季節を感じたり、一緒に本を読んだり、お子さんとゆっくり時間を使うことで普段とは違うものごとに気付き感受性そして感性が育まれます。
忙しい毎日だとは思いますが、ぜひ親子でゆっくりした時間を作り、たくさん会話をしてみてください。