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文部科学省:小中高の成績評価から「主体的に学習に取り組む態度」を外す方針

教育 文部科学省:小中高の成績評価から「主体的に学習に取り組む態度」を外す方針

文部科学省は中央教育審議会特別部会で、次期学習指導要領改訂に向け、小中高の成績評価から「主体的に学習に取り組む態度(主体性)」を外す方針を示しました。

 

現在の評価は

①知識・技能

②思考・判断・表現

③主体性

の3観点ですが、③は廃止の方向で検討が進められています。

 

廃止の理由は、

・評価が主観的で公平性に欠ける

・教師間で基準が異なり一貫性がない

・説明が難しく、生徒が自己否定を感じる恐れがある

 

主体性は評定には反映されませんが、学習指導要領上は需要視され、指導上の配慮事項として残り、

実施は2030年度以降の予定です。

 

 

 

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本来学ぶ姿勢として重要な「主体性」ですが、学校での成績の評価(内申点)として設定するのは、もともと難しいものがあったと思います。

教師によって基準が異なり、評価が主観的で公平性に疑問が残ることは、私自身も子供を学校に通わせていて感じてきたことでした。

公立中学から高校受験に挑むことを考えたときに、曖昧な基準を含む内申点の重要性が、結果的に自身の子供の中学受験を選択した一つの理由になったことは否めません。

主体性を育む

「主体性」とは、自ら考え、行動する力です。

子供たちに自己表現の場が与えられ、自ら問題を解決していく力を育成していく指導は今後も重要ですが、

画一的な評価を求められる公教育では、この主体性を育む指導は実現しづらい面もあります。

少人数の指導は、十分な時間を一人一人の子供に割くことができ、それぞれの子供に合った関わり方することができます。

子供たちの努力や前向きな姿勢に気づき、褒めて励ますことで学ぶ意欲を育てる、このような環境で育成される「主体性」は、

少人数制の塾だからこそ可能だと考えています。

今後も地域の少人数制の塾としての役割と価値を意識し、子供たちの未来へ貢献できるように努めていきたいと思います。

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